ウエディングプランナー資格検定とは

ブライダルプランナーのための資格

ブライダル関係の仕事をするときは、必須となっている資格はなく、無資格でも仕事は行えます。
仕事をするにあたって、事前に資格を取得する必要はないですが、ブライダル関係の知識を得るために、この資格を取得しておけば、仕事で役立つこと間違いなしです。

アメリカに母体のあるABC協会が認定団体となっている資格であり、民間資格です。
ブライダル関係の仕事をしたことのない未経験の方、これから活躍したいと思っている方などに、仕事で活かせるようにと、知識や技術を学べます。
就職前の学生や、他の業種の人などが取得しても役立ちます。
実際に資格を取得すれば、ブライダル関係の知識を得ている証明となり、仕事をする上でも、信頼を築くのに役立ちます。
また資格を事前に取得しておけば、仕事を探す上でも、ブライダル関係の知識を持っていると、アピールにも使えます。

この検定はステップアップとなっており、1級と2級がありますが、2級から取得し、上の級と目指します。
2級、1級と合格すれば、その後登録申請をすると、ライセンスを発行されます。
その後、実務を2年以上、ホテルで一般業務を3年以上行うと、プロフェッショナル級の資格に登録できます。
さらには、その上として、上級やマスタークラスもあるので、ブライダル業界でステップアップを目指すには、良い資格でしょう。

何より、エレベーター方式で、次は何を取得すれば良いのか、段階的にわかるので、混雑しやすい資格の中でもわかりやすいです。
ちなみに似たような検定などもあるので、資格取得を目指すときは、どこの団体が認定しているか調べるようにしましょう。
BIAなども似たような資格を認定しており、これらは名前は似ていますが違うので、間違わないようにしましょう。

試験について

1級と2級それぞれ、公式のテキストがあるので、それを使って学べます。
または、養成講座もあるので、そのような講座を利用しても良いでしょう。
1級は、ウェディング業界で仕事をするにあたって、知識を学び、業務をこなせるだけのノウハウを持っているか、試験で見られます。
2級は、基本的な内容に留まり、実務的な内容は含まれません。
まずは2級で基本を学び、そして1級で実践を学ぶこととなります。

1級は120問2級は100問出題となっており、75%以上の正解で合格です。
全体の合格率は70%前後となっているので、それほど難しい内容ではありません。
公式のテキストなどで、しっかりと学べば十分に合格できる内容でしょう。
ちなみに、公式テキストは書店では販売していないので、通販を通じて購入することとなります。
合格すると資格取得となりますが、不合格となっても、何度でも再度受験できます。