アシスタント・ブライダル・コーディネーター検定とは

ブライダル業界を目指す方向けの資格

この検定は、ABC検定とも呼ばれており、ブライダル業界で活躍する人に役立つ資格です。
ブライダル業界は、昔から今にかけて、大きく時代の流れとともに変化しており、その変化に対応し、利用者に的確にアドバイスできる人材を育成します。
この検定試験は、その他の資格を取るためのステップとなっており、初級に位置づけられます。

ブライダル業界で活躍したいという人向けであり、利用者に対し、適切なプランニングを行います。
理想の結婚式となるように、基礎知識から専門のノウハウまで得て、国際化そして多様化した挙式に対応します。
マーケティングから、地域ごとの挙式など、それぞれの風習なども覚えていき、キリスト式や人前式などの、様々な形式にも対応します。

実技以外の知識を得られるようになっていますが、この資格を得るには受験しないとならず、受験資格は以下の方です。

・BIA会員
・ホテルや観光系の専門学校または大学修了者
・BIAが認定した方

もしもBIA会員でないとなれば、ホテルや観光系を選考し、学校で学ぶと受験資格を得られます。

2つの級がある

資格には、1級と2級があり、それぞれ違います。
まずは1級は以下のような内容です。

・コーディネート、実務知識、見積もり作成などのプランニング
・欧米式挙式、宗教に基づいた挙式、それぞれの慣習など
・日欧米を意識した、求められる人材として、総合的能力

そして2級では以下のような内容を得られます。

・日本の挙式における知識や業務
・欧米でのセレモニー
・ウェディングパーティー

このような知識やノウハウを得ることができ、世界的に活躍したいとなれば、1級を取得することをおすすめします。
試験はどちらも4択のマークシート方式となっており、100問出題され、70%以上の正解で合格です。

資格を取得すると、ウェディング部門やプランニング会社で役立つ内容となっており、独学でも合格は目指せますが、自信の無い方は専門学校や通信講座を利用すると良いでしょう。
専門学校であれば、ブライダル学科などがあり、基本的な知識から、各国の挙式内容、マーケティングなど、全般について学べます。
資格試験に合格すると、合格証が発行され、中級以上の資格の受験資格を得られます。
ウェディング業界で働くには、このような資格は必須とはなっておらず、資格なしでも働けます。
しかし、知識を得ることができるので、資格を得れば、仕事で大いに役立つでしょう。
試験は毎年1月に行われており、1月の試験で不合格となると、次の年に試験を再度受けることになります。
合格率は70~80%なので、それほど難しい試験ではなく、十分に勉強すれば合格できるでしょう。