けっこう失敗しやすい!ブーケトスを行う際の注意点

ブーケトスの由来

ブーケトスとは結婚式の演出の中でも新郎新婦が行うことが多いといわれています。
新婦が後ろを向き、女性のゲストたちに向かって投げることをさします。
そのブーケを受け取った人が、次に結婚するというジンクスもあります。
そのため独身の女性が対象となって行われることが多いです。

しかしブーケトスが生まれたきっかけは意外なことからでした。
それは14世紀のイギリスでは花嫁のドレスがとても神秘的で縁起がいいものとされていました。
そのため花嫁のドレスをひっぱったり、引きちぎったりする人がいました。

それから目をそらすために花嫁がブーケを投げて逃げたといわれています。
今のブーケトスとは少し意味合いが異なりますが、意外な由来があります。
またそのほかにも花嫁が空高く投げたブーケに気づいた天使が幸せの溜息をかけて、新婦の友人に手渡しをしたという説もあります。

独身女性への配慮

ブーケトスといえば独身の女性たちが対象のイベントというイメージがとても強いです。
そのため30代ぐらいになると、恥ずかしさなどもあり自ら前に出て積極的に行動するのをためらう人が多いです。
そこで司会者の人に指名をして出てきてもらうように促すのは、必ず避けましょう。

中には独身と知られたくないという女性もいるため配慮が必要です。
そしてあまりにも人が集まらないのでは、場の雰囲気もしらけてしまいます。
独身の女性が多い場合は集団で参加することもありますが、そうでない場合は独身者に限らず女性皆さんに参加してもらうように司会者から促してもらうのも一つの方法です。

そしてブーケトスの前に花嫁の態度も注意が必要です。
ブーケトスの前に、お先にという言葉を独身女性に向けて投げかけて、のちの友人関係に問題が起きたというケースもあります。
本人の幸せな気持ちもわかりますが、ゲストにとってお祝いしようという気持ちにゆがみが生じてしまうような態度は避けましょう。

年配の人への配慮

ブーケトスのイベントは独身や若い女性だけが楽しめるものというイメージが強く、年配の身内の人や既婚者の人は、その間少し冷めたような気分になってしまいがちです。
かといって女性の人は全員参加してくださいといわれても、年配の人が参加するなんて恥ずかしい思いをしたくないと思うでしょう。
そこで親族の人や参加していない女性に対してのみ、プチギフトやお花などを配るのもおすすめです。
思わぬプレゼントに参加しない人に対しても気を配ってくれているとうれしい気持ちになるでしょう。