席次表を作成する際のアイデア

席次表の役目

結婚式の準備をするにあたり、早い段階で決めていくのが席次表です。
結婚式の最初の作業としては、招待状を作成することです。

招待状に同封している返信用のはがきによって、ゲストの出欠席の返事がわかります。
出席してくれるゲストの席を決めなくてはいけません。
その席をわかりやすく説明したのが席次表です。

当日出席するゲストはどの席に座るのか知らされていません。
そのため披露宴会場につき自分の席を探すために席次表はとても大事な役目をします。
そして自分以外にどんな人がゲストとして出席するのかが一目瞭然になっています。
そのため初めて会う人同士のコミュニケーションツールとしても当日活躍します。

席を決めるときには必ず上座と下座があり、主賓や目上の人は上座に座ります。
そして会社の同僚、友人、最後に下座は親族が座るのが基本的な決まり事です。
新郎側には新郎のゲストが新婦側には新婦側のゲストが座り、新郎新婦に一番近い席が一番の上座になります。
両親や兄弟などの身内はホスト側になるため一番新郎新婦から遠い下座に座ります。

すべてを一つに

結婚式の当日いろんなペーパーアイテムを受け取ることがあります。
席次表、メニュー表、新郎新婦のプロフィールペーパー、座席表やメッセージカードなどがあげられます。
いろんなアイテムがたくさんあるということは、新郎新婦のことをよく知ることができ、とてもいいアイデアです。

ただし結婚式からしばらくして誰かにペーパーアイテムを見せるとき、種類がたくさんにあるとどれがどれなのかわからなくなってしまいます。
過去の結婚式の座席表などと一緒に管理していることが多く、混ざってしまうとわかりにくくなります。

のちに多くのゲストに思い出してもらうためにも席次表にすべてのものをまとめてしまうのがおすすめです。
席次表の多くは見開きになっていて中に席次表だけがさらに一枚の用紙としてくけ加えられているものが多いです。
また最近では両面カラーコピーされている席次表も増えています。

席次表以外のスペースには、メニュー表や新郎新婦からのコメント、表紙には二人の写真、新郎新婦のプロフィールがわかるものなどをまとめている席次表が好評です。
後で席次表を見るだけで結婚式の様子を思い出しやすくなります。

ゲストがわかる席次表

結婚式に参加するゲストほとんどの人がすべての参列者のことを知りません。
招待された側のゲストのことはわかっても相手の人のゲストのことまでは知っている人は少ないでしょう。
そこで初めて会った人たちでも、親しくなれるきっかけを与えてくれるのが席次表の役目でもあります。

席次表の多くは、新郎新婦との関係が記されているため、役職や関係性がわかります。
しかし性格面やどんな人なのかまではわかりません。
そこで座席表にその人のキャッチフレーズやその人に当てたメッセージなどを示すとイメージがわきやすくなります。
また一人一人の顔写真などを掲載すると、あとからどんな人だったのかより明確に思い出すことができます。