ウエディングプランナーの現状と将来性

お式の規模が段々縮小傾向にある日本

昔は一生に一度のウエディングですから、派手に豪華に行うという感じが多かったのですが、最近は本当に親しい方にお祝いしてほしい、大掛かりにせずアットホームな挙式にしたいということで、ジミ婚と呼ばれる費用がかからない挙式を選択される方が多くなっています。

地域にもよりますが、低予算で結婚式を考えるカップルが多いのも、核家族化が進み、親類縁者とそれほどお付き合いをしていないということ、また大規模な挙式を行ってゲストと話が出来ないというよりも当日、大好きな友人たちとお話ししながら近い距離の挙式をあげたいという人が多くなっているのです。

少し前までは不景気ということもウエディングの縮小で当然といわれていましたが、今、景気回復されてきて、次第に、ジミ婚でも本物志向の素敵な挙式をあげたいという心を持つ方も多くなっています。
家のしきたり、仕事上の都合などから、大勢の方をお招きするという挙式を選択される方もいますが、通常、こじんまりとと予算をかけずに行こうというカップルが多くなっています。

安く地味に、でも演出はこだわりたい

昔は披露宴も豪華で演出も派手ということが多かったのですが、最近のウエディングの傾向としては、地味でも演出は心を込めて感動のある凝ったものをというカップルが多くなっています。
低予算で最高の一日、最高の演出を行うことが必要となるので、以前よりもウエディングプランナーは、その手腕を問われることとなっています。

レストラン、またカフェの店員さんなど、ウエディングに関わる人も年々違ってきていますが、これらの人材は結婚式ということのプロではないので、こうした場所で行う場合、ウエディングプランナーが様々な事を仕切り、すべきことを指導することも必要となってきます。

これからはさらにこうした結婚式場ではない場所で挙式されるという方が多くなることも予想されていますので、質の高いジミ婚、予算をかけない思い出に残るウエディングにするために、何が必要でどういうことを知っておけばいいのか?などを理解しておくことが必要でしょう。

低予算で演出を素敵にということならお友達をどんどん利用する

低予算で演出を明一杯楽しみたいということなら司会もプロを利用せず、カメラマン等も呼ばず、お友達でできることはしてもらうようにすると、かなり低予算となります。

お友達の中には誰か一人くらい、音楽演出に強いとか、画像編集に強い、カメラが趣味などの人がいると思います。
こうした方に少しお願いして、費用を少しだし、カメラマンや編集を行ってもらうのも予算を低くする手段となります。

また挙式会場の飾りつけにしても、ウエディングプランナーがいればどういうことをしたいのかなどを実現できると思いますので、そのサポートとして友人に手を貸してもらう様にすれば、安上がりな挙式ができると思います。